| TW外伝〜イシス編〜 プロローグ |
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想像神トリムールティの干渉がなくなった現界では スーリアの積極的な働きかけにより ほとんど全ての魔物たちが魔界へと戻っていき 平和が訪れつつあった。 ウシャスはガド村へ、スーリアは魔界へ、 ワケアはクシャナ村へと戻り、旅の疲れを癒していた。 そしてイシスはアルスター王国に一時滞在し、 テーベへと戻っていった・・・はずだったのだが・・・!? イシスはなぜ強くなることを望んでいたのか なぜ旅の途中でテーベに入ることを拒んだのか 全ての謎が今明らかになる。 |
| 世界観 |
テーベ国について ![]() |
| テーベは四方が砂漠という特殊な環境により、他国との交流が少なく、独自の文化を発展させていった国である。歴史を重んじ、古くからの言い伝えを忠実に守ることや、人間の死に対する思想は独特なものであることは、砂漠という過酷な環境を生き抜いた先人たちへの尊敬の現れのようだ。先人たちの知識が凝縮された本は『死者の書』と呼ばれ、王族が厳重に保管している。『死者の書』には永遠の命を得る方法が書かれている、世界中を支配できるほどの力を秘めている、などといった噂があるが、真偽の程は確かではない。 テーベの王族には『太陽神派』と『月神派』の2つの勢力が存在する。これは王族同志での近親結婚により血が濃くなることを避けるためである。王の子供が第一王位継承者となり、王が太陽神派であったならば月神派から、王が月神派であったならば太陽神派から、第二王位継承者が選ばれ、婚儀を行なうのがしきたりである。そうして、テーベの長い王朝の歴史の中、派閥抗争が激化することなく、国が繁栄していった。 太陽神派・月神派それぞれに、王や王位後継者をサポートする大臣と神官がいる。大臣はおもに政治や兵士の統括を、神官は宗教的儀式や学問を司どっている。何らかの理由により、王位後継者が若くして王となった場合、実質的に国を動かすのは大臣や神官である。生まれた時点で身分が決定している王位後継者とは違い、自分の実力で勝ち取ることのできる地位であるため、野望を持つ者も少なくない。 |
テーベ周辺の環境 ![]() |
| テーベ周辺の砂漠には、さまざまな種類の「砂漠蟲」が生息している。魔物がはびこっていた時期には姿を見せなかったものの、魔物が現界から去ってからは、再び出現し始めた。大型の昆虫類のほかに爬虫類・哺乳類なども全て「砂漠蟲」と呼ぶ。 砂漠蟲には毒を持つものや、魔物に近い能力を持つものが多く、アムルタやソーマなどの薬や、護符などのアイテムを作る材料として重宝されている。また、お金を集める習性があるらしく、砂漠蟲との戦いの後、逃がすとお金を落としていってくれる。その習性を利用して、砂漠蟲との戦闘により生計を立てている者もいる。彼らは「盗賊団」と呼ばれているが、人間を襲い金品を奪う一般的な盗賊とは全く違った存在である。 |
ローズバット族の生活 ![]() |
| 世界各地を旅して回る流浪の民。ティーピーと呼ばれるテントの中で暮している。主に物々交換を基本とした行商を生業としており、多国間の商品の流通を担っている。また、魔力に長けた一族でもあるため、占い師として活躍することも少なくない。 大地を愛し、自然とともに生きることを誇りとしているため、物質文明を敬遠し、栄えた地域からできるだけ離れた場所に部落を作り、活動拠点とすることが多い。 |