お気に本

ワタクシ、かなり読書まにあデス。月15〜20冊は読んでると思われマス。とゆーワケで、お気にの著者さん&本を紹介〜。

  今野敏 「我が名はオヅヌ」「蓬莱」「イコン」「神々の遺品」

男のロマン的な話が多いデス。なんちゅーか、「ホントに正しいコトは何か」ってのを指し示してる、みたいな。長いものには巻かれろ的な現在の日本の社会に諦めてしまいがちな今日この頃ですケド、この人の本を読むとなんとなく希望が湧いてキマス。特に私のオススメは「我が名はオヅヌ」。修験道の祖と言われる役小角のユダヤ教崇拝説を元にした、胸をすく逸品でゴザイマス。


  若竹七海 「海神の晩餐」「サンタクロースのせいにしよう」「古書店アゼリアの死体」

この人の作品のほとんどはミステリなんですケド、どことなくほのぼのとした雰囲気を持っているモノが多いデス。主人公たちもちょっと頭が切れる程度でどこにでもいそうな人ばかりで親近感が持ててヨイ感じ。なのにストーリーはどれも秀逸デス。特に好きなのは「海神の晩餐」。昭和初期の金持ち息子の船旅の話デス。古き良き時代の豪華な客船旅行が、本を読むコトで疑似体験できマス。


  榊原史保美 「火群の森」「ペルソナ」「荊の冠」

ほとんどの作品で男性同志の恋愛がからんでくるのがアレなんですケド、話の根底に息づいている深い哲学的思想に心が動かされマス。特に「ペルソナ」に登場する宗教の教義はカンペキで、この人、新興宗教の教祖になれるんじゃないかと思うくらい。上記の3冊は私の哲学書とでもいうべき作品デス。「生きる意味はなんなのか」そんな問いを持ってる人には激烈オススメ。人生観が変わるカモ!?


  西風隆介 「神の系譜T 竜の封印」「神の系譜U 真なる豹」

この本の著者ってナニモノ!?って思うくらい凄まじい本デス。宗教哲学・超心理学・脳医学・民俗学・寺社歴史学ナドナドが入り混じりつつ、読み物としての娯楽性に富んでマス。学術的な解説が多く、ちょっぴり難解なので、さらりと読める本ではないのですが、知的好奇心が刺激されまくりマス。伝奇小説が好きな方にはたまらない本なコトうけあいデス。早く続きが読みたい〜!!!


   原田宗典 「買った買った買った」「スバラ式世界」「家族それはヘンテコなもの」

この人の小説もなかなかおもしろいのですが、とにかくエッセイはサイコーデス。数々の失敗談、くだらないバカ話、なにげない日常が独特の口調でほのぼのと語られてマス。何かの片手間にひょいと読めるようなお手軽な内容がまた魅力。大爆笑しながらも「ああ人間ってやっぱりステキ」と思っちゃいマス。小さな悩みはきっとあっちゅー間に吹き飛ぶコトでしょう〜。


  k.m.p. 「エジプトが好きだから。」「ベトナムぐるぐる。」

k(金)m(もうけ)p(プロジェクト)と銘打った女性二人組。この人たちの本を読むと、「ニンゲン、やる気と行動力があれば何だってできるんだナー」って思っちゃいマス。いいコトも悪いコトも経験しまくった彼女たちの何気ない言葉の中に、どきりとするような真実が隠されていたり。上記2作品は絵本ちっくな旅行記でめちゃくちゃ読みやすいデス。ホントの旅行の楽しさの真髄が語られてマス。


  夢枕獏 「羊の宇宙」

短編集「鳥葬の山」の中の一作品。絵本にもなってマス。この人の作品ってバイオレンス&エロチックモノが多いんですが、上記作品はほのぼのした話デス。アインシュタインと羊飼いの少年の真理に対する問答が書かれてマス。「私の辿りついた真実はね、人間は誰もが幸せになる権利を持っているということだよ。」というアインシュタインの言葉がエラク感動的デス。


  黒武洋 「そして粛清の扉を」

ホラーサスペンス。存在感のない女性教師が担任していた生徒29人を人質に教室に立てこもり殺しまくる、といったバトロワちっくな話。でも、ストーリーの根底に流れる主題は「堕落したワカモノたちの犯罪に対する実力行使を伴なった弾劾」デス。イマドキのワカモノたちの描写がリアルで、警察やマスコミを手玉に取る女教師の行動など、息をつかせないストーリー展開にただただ脱帽。


  田中啓文 「禍記(マガツフミ)」

ホラーデス。エラクグロイデス。題名通り、全体になんとも言えない禍禍しさが漂ってマス。5つの短編の間に更に短編の文章が入っていて、一つの物語を形成しているといった変わった構成。特に印象に残ったのが短編の一つ「怖い目」。思わず体全体がムズムズしちゃうくらいにトンデモナクキモい話で、食欲減退するコトうけあい。でも、それこそがホラーの醍醐味ってヤツですヨネ。


紹介したい本はまだまだ限りなくありますケド、長くなったのでもーそろそろやめときマス。また何かの機会があればお気に本第二弾を書きたいデス。お気に映画の紹介もネ♪



マエヘ   モドル