犬を飼う前に


わんこを飼う心得

当たり前のコトですが、わんこは生き物デス。感情もあります。わんこを飼うということは、家族が増えるというコト。当然毎日お世話をしなくちゃイケマセン。ウンチは臭いし、毛は抜けるし、散歩はダルいし、お金はかかるし、旅行は気軽に行けないし、吠える・噛む・破壊するなど悩み事もいっぱい抱え込むことになります。それでもいーの、それがアタシの幸せなの、と思う人でなければ、楽しいわんこ生活は送れないでしょう。これからわんこを飼おうと思ってる方、そのへんの覚悟はできてますか?もし、今流行っているから、とか、テレビやマンガに出ていたあのわんこがかわいいから、というだけの理由でわんこを飼おうと思っているならやめるべき。AIBOか何かにしましょう。

ケド!わんこたちは必ず愛情にこたえてくれマス。そのうち、このコがいなくちゃ人生真っ暗とまで思うほどに大切な存在になるモンです。んもう我が子同然ですネ。幸せそうに眠っている顔、遊んで欲しくて目を輝かせている顔、怒られて落ち込んでる顔、わんこは表情豊かデス。見てるだけで幸せになりマス。散歩に行けば、近所のわんこを飼っている人たちとも仲良くなれるし、自分の健康にもいヨイでしょう。いろいろと大変なコトは多いケド、その何倍も喜びや楽しみがありますヨ。

最後に、どんなにかわいがったわんこでも、ほぼ確実に自分より先に死んでしまいます。こればっかりはどうしようもありません。そこらへんもきちんと覚悟しておくべきだと思いマス。



どんなわんこがいいのかな?

わんこを飼う前の楽しい悩みのひとつ、それは「どんな犬種のわんこにしようかな」ってコトですヨネ!?これを適当に決めてしまうと、あとから問題が起きてしまうコトがあります。運動が嫌いで出不精なのに運動量の多いボーダーコリーを飼ったら・・・、あまり騒がしくすると近所から苦情がくる住宅環境なのに、吠えるのがお仕事のシェルティーを飼ったら・・・、アレルギー持ちなのに、毛が多く抜けやすいパグを飼ったら・・・、楽しいわんこ生活はきっと望めないハズ。自分の生活に合ったわんこを選ぶのはとっても大切なコトなのデス。(注:上記の犬種のわんこが必ずしもその特性を持っているとは限りマセン。「うちのシェルティーちゃんは全然吠えないのよ〜」と言う方もいらっしゃいマス。)

犬種によって、わんこの外見・性格は様々デス。最近はインターネットでも、本でも、わんこの犬種別の性格などの情報がたくさん得られます。あまりに情報が氾濫しすぎて、訳がわからなくなってしまうほどに。しかも、どれも口をそろえたように同じコトが書いてあるわけではありません。いろいろ調べて自分なりに判断するしかないのデス。ふと気がつくと、やたらとわんこについて詳しくなっていることでしょう。ちなみに私のオススメの本は「この犬が一番!自分に合った犬と暮す法」(草思社 富澤勝サマ著)デス。必見ですヨ!!!

気をつけなければならないのは、あまりにいろんなコトを調べすぎて、知識ばかりの頭でっかちにならないようにするコトです。おとなしいコトで有名なチンでも、よく吠えるコがいるでしょうし、誰にでもよく懐くラブラドールでも、人見知りするコがいるモノです。それを知識だけで決めつけてしまうのは、「日本人は全員手先が器用」と思いこむのと同じコト。わんこだって十人十色なのですから。



どうやってわんこを手に入れようか?

大まかに分けてしまうと、次の4つのうちのどれかでしょう。

1. ブリーダー   2. ペットショップ   3. ご近所   4.保健所などの施設

ブリーダー 〜 ブリーダーさんはその犬種のエキスパート。親切なところなら飼い始めたあともいろいろなアドバイスをしてくれます。たいていはわんこの親も見るコトができるので、そのコが成長したらどんなわんこになるのかがちょっとだけわかるかもしれません。ケド、一時期話題になったように、お金儲けのためだけの悪徳ブリーダーや、趣味でなんとなくやっていて、あまり知識がない素人ブリーダーも少なくありません。いろいろな情報をフル活用して、そのような業者は避けましょう。まずは、そのブリーダーさんのお宅に電話をしてみて、いろいろ質問するといいカモ。知識が豊富か、健康に気を遣っているか、わんこに愛情をかけているかなど、話しているとなんとなくわかるものだと思います。

ペットショップ 〜 気楽に何度でも足を運べるところです。ほしい犬種がいなくても、頼めば取り寄せてもらえることもあります。また、飼いはじめてすぐに病死した場合、その原因が購入以前にあったとしたら、新しいわんこをもらえるところもあります。感情論で言ってしまえば邪道なシステムかもしれませんが、こういうシステムがあるとちょっとだけ安心するような気がします。中には、「死んでしまったらそれまででしょ!」と豪語するペットショップもある(体験談)ので、ちゃんと聞いておきましょう。

ご近所 〜 新聞広告や口込みなどで安価、もしくはタダでわんこをもらえるでしょう。その反面、自分がほしい犬種であるかどうかは難しいトコロ。ワクチン接種を受けているかどうかは必ず確認するコト!

保健所などの施設 〜 捨て犬や、事情があり飼えなくなったわんこをもらうことができます。無料の上、「不幸な運命から救ってあげた」という満足感が味わえるかもしれません。ただ、自分がほしい犬種を見つけるのは難しいでしょう。

この他にもインターネットで里親情報を検索する、動物病院できいてみる、盲導犬のパピーウォーカーになるなどの方法もあります。



飼う前に用意するもの
いっぱいあります。ケージ、または犬小屋、首輪、リード、食器、トイレ、フードは必須デス。あとは、環境や予算に合わせて、ペットシーツ、おもちゃ、ベット、犬用お菓子、シャンプー・リンス、栄養剤、いたずら防止グッズなどを用意するといいでしょう。ちなみにペットショップでわんこを手に入れた場合、調子に乗って勧められるままにいろいろなものを買ってしまうと、店によっては驚くほどのお金がかかってしまうことがあります。それはそれで楽しいのですが、モノによっては大手スーパーなどで同じモノをかなり安く売っていることもあるので、後からショックを受けそうな人は必要最小限のものだけを購入することをオススメします。


子犬か成犬か?

わんこを飼うというと、たいていは子犬から、と思いがちですが、事情によっては成犬を飼い始める人もいるかもしれません。子犬のうちから飼い始めると、よく懐くでしょうし、子犬独特のかわいらしさを堪能することができます。しつけもしやすいでしょう。あえてデメリットを挙げるなら、トイレのしつけを覚えるまでは掃除に追われるコト、ワクチンを受けに行かなければならないコト、甘噛みややんちゃ精神でいろいろなものを壊されやすいコト、先天性の病因を持っているかどうかがその時点ではわかりづらいコトなどでしょうか。

成犬を飼い始めるのであれば、病気に関しては子犬ほど気を遣わなくていいでしょうし、食事の回数も少なくてもいいので楽でしょう。ただ、わんこによっては、よそよそしさを感じることもあります。日本犬は自分の主人を一人に決めるタイプが多いらしいので、慣れるのに時間がかかるかもしれません。



雑種か純血種か?

ごくたま〜にですが、ミックスのわんこを見下す人がいます。「あそこの犬は雑種だから」なんて言葉をきくとちょっとイヤな気持ちになりますヨネ。実際ミックスを飼っている方にとってはものすごく腹立たしいものでしょう。また、純血種のわんこは頭がいいもんだと思い込んでいる人もいます。これも大きな間違いです。純血種のわんことは、ただ単に人間の都合に合わせて作り出した犬で、その犬種独特の特徴を持っているわんこです。別に偉くもなんともありません。純血種はある程度お金を出さないと手に入れることができないことが多いため、そーいう間違ったイメージがついてしまったのかもしれませんネ。

さて、本題デス。純血種のわんこであれば外見や性格がある程度固定されているタメ、「こんな感じのわんこがほしい」という具体的なイメージを持っている人にとってはオススメです。成犬になったときの大きさもある程度予測可能でもありマス。デメリットとしては、犬種によってはかなり高額なコト、犬種特有の病気にかかる可能性があるコトが挙げられマス。

ミックスのわんこは、純血種に比べると健康な犬が多いようデス。またタダで貰えることが多いでしょう。そのわんこの基本的な性格や、成犬になったときの大きさなどは予想がつきにくいものですが、それもまた楽しみの一つ、という考え方ができる人であればデメリットはないに等しいかもしれません。