| プロローグ その2 |
ひなことの出会い ![]() |
それは11月のある日。高速道路が通行止めになるほどの猛吹雪でした。混雑する一般道路をノロノロ走り、予定より大幅に遅れて目当てのペットショップの最初の一軒へと辿りつきました。日帰り予定のタメ、ここでわんこを見つけるしかない状態。幸い、清潔な設備で様々な種類のわんこがいる、割と感じのいいショップでした。ミニチュアダックスやヨークシャーテリアの子犬の前から離れようとしないダンナさんを無理やり引きはがしたものの、そのお店の主流は小型犬なのでしょうか、それとも、小型犬のほうが売れ行きがいいからなのでしょうか、どのケージを見ても手のひらサイズの小型犬の子犬ばかりデス。 そんな中でやたらとデカい子犬がいました。グレーがかった茶色の毛並みに緑色の目。ラブラドールレトリーバーの兄弟が2頭、ケージの中で遊んでいます。オーナーさんに頼んでケージを開けてもらうと、1頭だけがものすごい勢いでやってきて手をペロペロなめマス。私の頭の中のコンピューターがウィンウィンとフル活動し、ラブラドールの情報をいろいろ思い出しました。「小動物とも仲良くできる。穏やかで明るい性格。室内飼いが可能。体臭が多少あり。耳掃除が必要。誰とでも仲良くできる。チョコ色は稀少・・・・・・」 OK!OK!私でも飼えるじゃん! ちょっとブサイクな顔だケド、目はキラキラ、鼻はピカピカ、お尻もきれい。兄弟でケージに入っていたので、わんことしての礼儀も少しは身についているハズ。そして、なにより元気。ちなみにチャンピオン犬の子供。「このコにします!!!」 それがひなことの出会いデシタ。参考までに、お値段は13万6千円。後から考えると破格のお値段デス。わんこを飼える喜びに興奮した私はトチ狂っていろいろなグッズを買いあさり、総額20万強デシタ。 爪を切ってもらい、持ち歩ける大きさのかごをサービスしてもらって、私とダンナさんは喜び勇んで帰路につきました。相変わらず高速道路は通行不能。しかも、吹雪はひどくなる一方。それでも、わんこはかごの中でおとなしくしています。車中でダンナさんと名前を考えました。私は「ふぶき」、ダンナさんは「ひなこ」。その前に飼ったうさぎは私が名前をつけたので、今回はダンナさんの意見を採用しました。こうしてわんこは「ひなこ」となったのデス。余談ですが、「ひなこ」とはダンナさんの好きな某マンガの主人公の奥さんの名前。安易デスな。 |